旧保安院職員らの調書公開 汚染水海洋放出など聴取 福島原発事故・政府

(11/12 19:50 時事通信配信)

政府は11日、東京電力福島第1原発事故で政府の事故調査・検証委員会が行った当時の原子力安全・保安院らに対する
聴取記録を内閣官房のホームページで公開した。事故発生直後の2011年4月に、比較的低濃度の汚染水を海洋放出した
際の状況などが聞き取られている。

9月11日の吉田昌郎元所長(故人)らの聴取記録公開に続き2回目で、今回は45個人と1団体が対象。保安院山本哲也
首席統括安全審査官や大村哲臣電力安全課長(いずれも肩書は当時)、事故当時に広報役を担当した西山英彦元審議官
らが聴取に応じている。