安全対策工事を1年延長 浜岡原発、防火機能強化 中部電

(10/31 19:14 時事通信配信)

中部電力は31日、停止中の浜岡原発4号機(静岡県)の防火機能を強化するため、再稼働の前提となる安全対策工事を見直し、
工期を1年延長すると発表した。2015年9月に工事を終える計画だった。浜岡原発の再稼働は、さらに遠のくことになる。

原子力規制委員会に審査を申請済みの4号機に加え、今年度中の申請を目指す3号機の工事も1年延長する。追加費用は数百億円
で、安全対策工事費は総額3000億円台後半に膨らむ見通し。