1号機瓦礫撤去、来冬開始 福島第1、建屋カバー解体へ 東電

(09/22 20:26 時事通信配信)

東京電力は22日、福島第1原発で水素爆発した1号機原子炉建屋について、来年の冬から内部の瓦礫撤去を始めるとの見通しを明らかにした。
近く建屋を覆うカバーの解体に着手する。

3号機の瓦礫撤去で放射性物質が飛散したことを踏まえ、粉塵が舞うのを防ぐ薬剤などを散布しながら作業を進める方針。

同日、福島県いわき市で開かれた政府と東電による廃炉・汚染水対策現地調整会議に報告した。政府と東電は放射性物質の飛散に備え、屋内
待避やマスク着用の指示など、周辺住民向けの対応策をまとめる予定だ