六ケ所村長に戸田氏初当選 核燃施策の推進訴え大差


(6/22 23:42 共同通信配信)

核燃料サイクル施設が立地する青森県六ケ所村で22日、任期満了に伴う村長選が投開票され、核燃推進派の前副村長戸田衛氏(67)が、
会社経営菊川慶子氏(65)やアルバイト梅北陽子氏(61)ら無所属新人の3氏を大差で破り初当選した。3氏はいずれも核燃施策に反対
の姿勢を示していた。投票率は62.94%。村では日本原燃が10月の完成を目指し、使用済み核燃料再処理工場の建設を進めている。福島
原発事故後初の村長選で、核燃施策の是非が争点となったが、反対票は伸びなかった。得票数は戸田氏が5144票、菊川氏が152票、梅北
氏が96票、無職関千尋氏(50)が22票。