関電、大飯3号機へ新燃料搬入 差し止め判決後初

(5/27 12:47 共同通信配信)

関西電力は27日、福井県おおい町大飯原発3号機(118万キロワット、定期検査中)の新燃料20体を受け入れ、敷地内の貯蔵庫
への搬入作業を開始した。新燃料搬入は、大飯原発3、4号機の運転差し止めを命じた21日の福井地裁判決後、初めて。 関電は
「今回の燃料輸送は製造が完了したことによるもので、判決や再稼働とは無関係」としている。搬入されたのは関電が2011年
6月、三菱原子燃料に製造を発注した20体で、陸上輸送で茨城県東海村から大飯原発敷地内に運ばれた。判決前の21日午前にも、
3号機用の新燃料28体が搬入されている。