除染物の中間貯蔵で交付金創設へ 「一歩前進」と地元町長

(4/25 20:52 共同通信配信)

東京電力福島第1原発事故に伴う除染廃棄物を保管する国の中間貯蔵施設をめぐり、環境省井上信治副大臣
が25日、福島県庁を訪れ、内堀雅雄副知事や候補地の双葉、大熊両町長と会談した。施設の受け入れを前提
に新たな交付金を創設する方針などを伝え、地元自治体が難色を示している住民説明会の開催をあらためて
要請した。これを受けて両町長は町議会の了解を前提に住民説明会を開くことに同意。双葉町の伊沢史朗町
長は「一歩前進と受け止めた」、大熊町の渡辺利綱町長は「歩み寄り、一定の進展があった」と述べ、いず
れも国の対応を評価した。