東電、燃料交換機の撤去開始 3号機プール、最大瓦礫

(4/23 21:22 共同通信配信)

東京電力は23日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールからの燃料取り出しに向け、プール内に残る
瓦礫のうち、最も大きい燃料交換機(約35トン)の撤去作業を始めたと発表した。6月上旬までに取り除く
方針。この日は、燃料交換機の切断など撤去に向けた関連作業を開始。準備が整い次第、本格的な撤去作
業に移る。作業中は、交換機から流れ出た油が冷却関連の設備に混入するのを防ぐため、この日からプール
の冷却を一時的に停止。作業のない週末だけ冷却する。東電はプールの水温について、保安規定上の管理温
度の上限である65度よりも、十分に低く保たれるとしている。