福島第1で作業員死亡 土が崩れ下敷き 東電

(3/28 17:58 時事通信配信)

東京電力は28日、福島第1原発で廃棄物を保管する施設の補強工事をしていた協力企業の50代の
男性作業員が、土砂などの下敷きになったと発表した。近くにいた作業員が救出し、病院に運ば
れたが死亡した。県警双葉署や東電が詳しい状況を調べている。

東電によると、事故は同日午後2時20分ごろ発生。作業員は深さ2メートルの穴を掘って施設の下
側に入り、建物の基礎部分の杭を地中で修理していた。施設下部のコンクリートと土砂が崩れ落
ち、下敷きになったという。