東電の作業管理不十分が原因 柏崎刈羽の燃料棒接触

(2/26 13:35 共同通信配信)

東京電力柏崎刈羽原発新潟県)で燃料集合体が変形して一部の燃料棒同士が
接触した問題で、原子力規制委員会は26日、現場で燃料集合体を専用の容器に
装着する際の東電の作業管理が不十分だったことなどが原因と認定した。ほか
の電力会社では同様のトラブルは確認されておらず、田中俊一委員長は「東電
だけがこういうことをしており、安全に対する企業文化にかなり問題がある」
と厳しく批判した。国際的な事故評価尺度(INES)については、安全上大きな
問題は確認されなかったとして、一番下のレベル0とする最終評価を決めた。
暫定評価ではレベル1としていた。