島根1号機の40年超え認可 規制委、原子炉停止前提

(2/26 12:14 共同通信配信)

原子力規制委員会は26日、3月に運転開始から40年を経過する中国電力島根原発1号機
松江市)について、原子炉停止を前提とした機器の劣化状況の評価や、今後の管理
方針に問題ないと判断し、中国電の申請を認可した。規制委として運転40年超の原発
に関する判断は初めてだが、再稼働する場合は、運転状態を前提とした確認に加え、
新規制基準への適合性を確かめる審査が必要になる。中国電は「1号機の今後の運転方
針は未定」としている。規制委は、停止中は原子炉の劣化や配管の割れは進展せず、
停止中でも進展するコンクリートや電気系統の劣化も、現状の管理で問題ないと判断し
た。