海洋モニタリング強化に12億円 予算・原子力規制

(12/24 10:42 時事通信配信)

原子力規制や防災対策には前年度比7%増の758億円。東京電力福島第1原発で続く
放射能汚染水漏れの影響を調べるため、海洋モニタリングに12億円を盛り込み、
原発から20キロ圏内の調査地点を増やす。

原発の安全審査で焦点となる活断層の科学的知見拡充のため、青森県下北半島
沖で行う地質調査などの研究費に16億円、福島第1原発廃炉作業に備え、溶け落
ちた核燃料を安全に取り扱う技術の研究に2億3000万円を計上した。