規制委、柏崎刈羽で断層調査へ 「データ不足」で年明けに

(11/28 17:50 共同通信配信)

原子力規制委員会は28日の審査会合で、東京電力が運転再開を目指す柏崎刈羽原発6、7号
機(新潟県)について、敷地内断層や周辺断層を現地調査する方針を示した。

事務局の原子力規制庁は「敷地内外に断層が多く、データが不十分なため」と説明。年明け
に規制庁が現地を確認して、試掘溝掘削など必要な調査を東電に指示。その後、島崎邦彦
委員長代理も参加する本格的な現地調査を行う。

1〜7号機の重要施設直下には複数の小断層があり、地下深くの大きな断層の活動に伴い
ずれた可能性が指摘されている。