制御盤に小動物侵入か 隙間に穴、警報誤作動 福島第1

(11/26 22:18 時事通信配信)

東京電力は26日、福島第1原発で電源設備の異常を知らせる警報が誤作動したと発表した。
警報の制御盤に小動物が侵入した形跡があった。東電は他の制御盤についても調査する。

第1原発では3月、ネズミが仮設電源盤に侵入し、使用済み燃料プールの冷却などが一時停止
するトラブルがあった。東電は制御盤の隙間に金網を張ったり、粘土を敷き詰めたりして
侵入対策を施したが、誤作動した制御盤は粘土に1センチ四方の穴が開いていた。内部に
小動物の尿やふんがあったという。