IAEA、燃料取り出し視察へ 調査団が来日

(11/25 12:06 共同通信配信)

東京電力福島第1原発廃炉に向けた取り組みに助言するため、国際原子力機関IAEA
の調査団が来日し、汚染水問題への対応状況や4号機使用済み核燃料プールからの燃料
取り出しに関する検証作業を25日、始めた。27日に第1原発を訪れ、4号機での燃料取り
出し作業などを現地視察する。

調査団のフアン・カルロス・レンティッホ団長は、都内で記者会見し「4号機の燃料取り
出し作業が始まったことは注目すべき点だ。実際に現地で作業を見て、安全対策を確認
したい」と述べ、燃料の取り出し開始を評価した。