東電病院を東京建物に売却へ 東電

(11/23 02:24 時事通信配信)

東京電力は22日、社員のみが利用できる「東京電力病院」(東京都新宿区)を、不動産
大手の東京建物に売却する方針を固めた。売却額は100億円規模とみられる。総合特別
事業計画(再建計画)に盛り込まれた資産売却の一環。
 
東電病院をめぐっては、2012年6月の株主総会で、大株主である東京都の猪瀬直樹副知事
(当時)が、売却リストにないことを強く批判。早期売却を要請した経緯がある。敷地
面積は約5600平方メートルで、資産価値は120億円を超えるとされていた。東京建物と
慶応義塾大学病院が購入の意向を示し、金額を提示していた。