2013-10-30 森林のセシウム土壌にとどまる 深さ10センチまでに (10/29 21:04 共同通信配信)東京電力福島第1原発事故で放出され森林に降り積もった放射性セシウムは、 ほとんどが土壌の深さ10センチまでにとどまり、地下水を通じた周辺への 流出は考えにくいと日本原子力研究開発機構の研究チームが29日、発表した。チームは「表土を5センチ程度削り取るという除染の手法は問題ない」として いる。降り積もったセシウムの大部分は、11年12月までに雨水により土壌の 深さ0〜5センチに浸透。その後、土壌中でのセシウムの移動はごくわずかで、 13年3月までに深さ10センチに到達したのは全体の0.3%程度だった。