廃炉、汚染水で政府聴取 福島県議会、福島第2も

(9/25 21:11 時事通信配信)

福島県議会は25日、全員協議会を開き、東京電力福島第1原発廃炉や汚染水問題に関し、
資源エネルギー庁原子力規制庁の担当者から意見を聴いた。県と県議会が廃炉を求めて
いる福島第2原発について、エネ庁の糟谷敏秀汚染水特別対策監は「福島県民の心情を考え
ると、他の原発と同列に考えるのは難しい」と述べ、慎重に検討する考えを示した。
 
県と県議会は福島第1、第2の全10基の廃炉を求めている。東電は第1の1〜4号機を廃炉とし、
安倍晋三首相は5、6号機も廃炉にするよう要請した。東電は第2原発については方針を示し
ていない。