福島県漁連、試験操業の再開決定 汚染水で中断、「安全を確認」

(9/24 13:02 共同通信配信)

福島県漁業協同組合連合会(県漁連)は24日、福島市内で組合長会議を開き、
原発事故による汚染水問題のため、8月に中断を決めた試験操業の再開を正式
決定した。「検査の結果、魚の放射性物質の数値に問題はなく、安全と確認
できた」としている。26日前後からの実施を検討している。

操業する海域は、相馬双葉漁協が沿岸部と沖合。いわき地区は沖合のみとし、
沿岸部は汚染水による放射性物質への懸念が依然残るとして当面見送る。

県漁連の野崎哲会長は会議の冒頭「何とか福島の漁業の再開を目指したい」と
述べた。