3号機海側も汚染 流出防止策は未実施 福島第1

(7/30 21:37 時事通信配信)

東京電力福島第1原発放射能汚染水が海に流出した問題で、東電は30日、3号機タービン建屋
の海側に掘った観測用井戸で、ストロンチウムなどのベータ線を出す放射性物質が初めて検出
されたと発表した。

海側の汚染は2号機タービン建屋近くで最初に確認され、東電は流出防止策として止水剤で土壌
を固める作業を進めているが、今回汚染が判明した井戸付近では対策を行っていない。