泊1、2号の審査困難に 北海道電、3号機を優先

(7/30 20時14分 時事通信配信)

原子力規制委員会は30日、北海道、四国、九州の電力3社が再稼働に向け申請した原発6基の
審査会合を開いた。北海道電は泊3号機の審査をめぐり、1、2号機を動かさないことを前提
に審査を進めてほしいとの意向を表明した。3号機の審査が終わるまで1、2号機の審査は難
しい状況になった。

審査が先行する3号機の事故対策を検討する中で、1、2号機の運転状況の想定を明確にする
よう規制委が求めていた。泊原発は事故時の対策拠点となる緊急時対策所が未整備で、北海道
電は3号機用の対策所を1号機建屋内に設置する。