日本海溝に微量セシウム 事故4カ月後に検出 海洋機構

(5/29 20:28 時事通信配信)

海洋研究開発機構などが2011年7月、水深7000メートル超の日本海溝付近を無人探査装置で調査した
ところ、海底の堆積物から東京電力福島第1原発事故で飛散したとみられる放射性セシウム134が検出
されたことが分かった。濃度は1グラム当たり0.02ベクレルと微量だが、事故のわずか4カ月後に深海
底まで影響が及んでいた。29日付の英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。