福島、地下水から微量放射性物質 第1原発、汚染水漏洩

(4/27 10時25分 共同通信配信)

東京電力福島第1原発の地下貯水槽から放射性物質に汚染された水が漏れた問題で、東電は27日、
汚染が地下水に広がっていないか監視するため貯水槽の周辺に掘った縦穴から、微量の放射性
物質を初めて検出したと発表した。東電は「水漏れが原因かどうかは不明。今後も監視を継続
する」としている。事故で大気中に放出された放射性物質が、地中に染み込んだ可能性もある。

監視用の穴は深さ5〜10メートル。22カ所あり、半数以上の13カ所から放射性物質が1立方センチ
メートル当たり最大で0.048ベクレル検出された。