元規制庁審議官が山形大教授に 原発断層調査で資料漏洩

名雪氏は核燃料取扱主任者の資格を持ち、また省庁再編前は旧科学技術庁原子力局に勤務、
おそらく原子力工学が専門でしょう。放射線分野の「研究」に携わるのは別に構いませんが、「教育」
はしてほしくない(例え大学生相手であっても)と思います。コンプライアンスが遵守できないようで
あれば尚更です。

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(3/31 05時00分 共同通信配信)

文部科学省は31日、官房付で元原子力規制庁審議官の名雪哲夫氏が山形大に出向する人事を発表した。31日付。
規制庁審議官在任中、電力事業者に資料を漏洩した問題で処分、更迭された。

山形大では教授に就任予定で、放射線分野の研究をするという。名雪氏は1月、日本原子力発電敦賀原発福井県
の断層調査をめぐり、原子力規制委員会の調査団が評価会合を開く前に、日本原電の求めに応じて報告書原案を
渡した。また内規に違反して1人で日本原電側と面会していた。規制庁は2月1日付で名雪氏を訓告処分とし、出身
官庁の文科省に出向させていた。