第1原発の停電、ネズミ原因か 仮設配電盤に焦げ跡

(3/20 20時58分 共同通信配信)

東京電力福島第1原発の停電をきっかけに使用済み核燃料プールの冷却システムなどが停止した問題で、東電は20日
4号機プールなどにつながる仮設配電盤内部で焦げ跡を発見した。焦げ跡付近にネズミとみられる小動物の死骸があり、
接触して配電盤がショートし、停電の原因になった可能性があるとみている。

東電によると、20日午後0時半ごろ、仮設配電盤内部にある端子付近が焦げ、配電盤下部に小動物の死骸があるのを、
調査中の作業員が見つけた。配電盤に小動物が入り込めないようにする対策は講じていなかった。小動物以外の原因
についても調べている。