安倍首相、原発新設容認も 「福島第1とは違う」

(12/31 00時44分 共同通信配信)

安倍晋三首相は30日、TBS番組で今後の原発政策をめぐり「新たにつくっていく原発は、事故を起こした
東京電力福島第1原発とは全然違う。国民的理解を得ながら新規につくっていくということになる」と
述べ、新規の原発建設を容認する姿勢を示した。

「福島第1は津波を受けて電源を確保できなかったが、福島第2は対応した。その違いを冷静に見極める
必要はある」と指摘した。福島第1原発を29日に視察し、民主党政権が決めた2030年代の原発ゼロ目標を
転換する考えを重ねて示していた。