規制委、事故時の避難基準示す 国際基準の2〜5倍厳格化

(12/27 11時38分 共同通信配信)

原子力規制委員会の検討チームは27日、原発の半径5キロ圏外では毎時500マイクロシーベルト
(筆者注:0.5ミリシーベルトと同等)の放射線量が測定されればすぐ避難するなど、新たな住
民避難の基準を示した。福島第1原発事故を受け、国際基準より2〜5倍厳格化。年明け以降、
原子力災害対策指針に反映させる。原発5キロ圏外を対象にした避難基準である毎時500マイク
シーベルトは、国際原子力機関IAEA)の1000マイクロシーベルト(筆者注:1ミリシーベルト
と同等)に比べ2倍厳しくした。事故後数時間以内に避難する。また毎時0.5マイクロシーベル
トが測定されれば、地元で生産された食品の摂取制限を数日以内に実施する。