福島空港ビルに「屋内遊び場」完成 27日にオープン

玉川村須賀川市の福島空港ターミナルビル3階空きスペースに同村が整備した屋内遊び場「わくわくらんどたまかわ」は
27日、オープンする。同村は26日、現地でオープンセレモニーを行い、関係者約100人に一足早く遊び場を披露した。
 
県内の子どもたちに放射能を気にせずに遊んでもらう環境を整え、同空港の利活用にもつなげようと整備。飛行機や管制
塔をイメージした、安全性の高い遊具などを設置した。西側の窓からは飛行機の離着陸を見ることができる。
セレモニーでは、石森春男村長らが「来場した子どもたちが将来、大きく飛躍してほしい」などとあいさつ。石森村長や
村田文雄副知事らがテープカットして完成を祝った。
 
続いて、村が招待した村内の幼稚園児約70人が遊具などで元気に遊び回った。同村のすがま幼稚園の若松ゆいちゃん(6)
は「車のおもちゃに乗れて楽しかった。また遊びに来たい」と声を弾ませた。

利用料は小学2年生までの子どもとその保護者を対象に、村民が無料、村外の利用者が1人100円。利用時間は1日3回の入れ
替え制で1回90分。(2012年10月27日 11:25 福島民友トピックス)