12年産早場米、6割「やや良」 九州以外は生育順調

(8/30 17時45分 共同通信配信)

農林水産省が30日発表した2012年産米(水稲)の8月15日現在の作柄概況は、東日本を
中心とした19道県の早場地帯のうち約6割に当たる11道県で「やや良」となった。5月の
田植え以降、天候に恵まれたためで、残る8県も「平年並み」の作柄を確保できると見
込んでいる。
早場地帯以外の関東以西も稲の生育状況はおおむね順調だ。6月の豪雨などによる日照
不足で熊本や大分など九州に「やや不良」の県が目立つほかは、西日本でも「平年並み」
の地域が広がっている。このまま順調に秋の刈り入れを迎えれば、コメの収穫量は平年
並み以上の水準を確保できる見込み。