核燃料に腐食や破損なし 東電、福島原発4号機で

(8/28 21時30分 共同通信配信)

東京電力は28日、福島第1原発4号機の燃料プールから取り出した2体の未使用燃料のうち1体に
ついて、腐食や破損は確認できなかったと発表した。29日に別の1体を点検し、調査を終える。
別の1体も異常がなければ、燃料プールに残る1500体以上の燃料の取り出し作業に、大きな支障
はないと判断できるという。東電は2体のうち1体を、原発敷地内にある保管先の共用プールから
取り出して調べた。燃料上部の内側に、爆発の際にできたとみられる小石程度の細かい異物が
十数個混入していたが、取り出し作業に影響する部位に腐食や破損はなかった。