福島第1原発 男性作業員が心肺停止 病院搬送後に死亡

以下の記事にいう「被曝線量」とは、いわゆる「外部被曝」のみの数値のはずです。
(ガラスバッジなどの数値から計算しているはず)。

親・兄弟に心疾患の既往症がある人は、内部被曝の影響が心疾患として出やすい
傾向にあります。
(亡くなられた方がそうだったのか記事からはわかりませんが、外部被曝の線量
だけ取り上げるのはフェアではないですよ、ということ)。8/25追記:この方の
死因は心筋梗塞だったそうです。

かくいう筆者の家族も、心疾患持ちの家系です(筆者は「丈夫ではないけれど病気
もしない」という家系のようです)。そのため、内部被曝により神経を遣っている
わけです。

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毎日新聞 8月22日(水)20時50分配信)

東京電力は22日、福島第1原発で作業していた男性が心肺停止となり、福島県いわき市
病院に救急搬送されたと発表した。県警によると、男性は57歳で同日午後に死亡した。
東電は「倒れた原因は不明だが、被曝線量から放射線の影響ではない」としている。同原発
の収束に当たった作業員の死亡は、東電の把握分で過去に4例ある。

 男性は22日午前9時過ぎから、全面マスクと防護服を着用し、作業員5人と汚染水貯蔵タンク
の増設に従事した。同50分ごろ、熱中症対策で休憩室で休んでいたが、まもなく体調不良を訴
えた。午前10時35分ごろ、別の作業員が意識不明の状態で倒れているのを発見した。

 男性は昨年8月から第1原発で勤務し、22日は1週間の休暇明けだったという。被曝線量は同日
で0.03ミリシーベルト、累積で25.24ミリシーベルト(暫定値)。【阿部周一】

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