川内原発、稼働継続に曲折も 停止公約の知事当選で 九電

(07/11 18:27 時事通信配信)

鹿児島県知事選で九州電力川内原発(同県薩摩川内市)の停止を公約に掲げた三反園訓氏が当選し、全国で唯一
稼働する川内1、2号機の運転継続が不透明な情勢となった。三反園氏は当選後、「安全性を確保されていない原
発を動かすわけにはいかない」と強調。九電は新知事の動向に神経をとがらせている。

川内1、2号機は10月以降に定期検査に入り、いったん停止する。知事らに原発を止める法的権限はないが、新知
事の同意がないことが運転再開の足かせになる可能性もある。