海域縮小、決定持ち越し 漁業自粛で県漁連 福島

(02/25 14:53 時事通信配信)

福島県漁業協同組合連合会(県漁連)は25日、同県いわき市で組合長会議を開き、東京電力福島第1原発の20キロ圏内と
定めている漁業自粛海域の縮小について、正式決定を持ち越した。傘下の漁協から「魚の放射能検査の結果を見極めたい」
「縮小は容認するが操業は当面しない」などの意見が出たため、なお検討が必要と判断した。

県漁連の野崎哲会長は記者団に「縮小は検討しなければいけないが、もう少し会議の理解を得た上でやるのがベター」と
語った。正式決定の時期は明言しなかった。