高浜原発1、2号機、合格へ 40年超で初、審査書案審議 規制委

(02/22 18:30 時事通信配信)

原発再稼働に必要な新規制基準の適合性審査で、原子力規制委員会は22日、運転開始から40年以上経過した関西電力
高浜原発1、2号機(福井県高浜町)について、24日の定例会合で事実上の合格証となる「審査書案」を審議すること
を決めた。異論がなければ、一般から意見公募後、正式決定される見通し。運転開始から40年を超えた原発の審査合
格は初めて。

原子炉等規制法は、原発の運転期間を原則40年とした上で、設備や機器の劣化を点検し、老朽化対策に関する審査に
合格すれば最長20年まで延長できるとしている。