米、20年ぶりに新規原発を認可 テネシー州で

(10/23 22:51 共同通信配信)
 
【ワシントン】米原子力規制委員会(NRC)は22日、テネシー川流域開発公社が新たに建設したワッツバー原子力発電所2号機に
40年間の運転認可を与えた。米国内で新規の商業炉の運転認可は1996年以来、約20年ぶり。前回稼働が許可されたのは同発電所
の1号機。米国内で稼働するのは計100基となった。  

NRCは「8年間に及ぶ徹底的な審査の結果、安全性が確認された」としている。東京電力福島第1原発事故を受けて委員会が設定し
た、事故が起きても原子炉に電力供給を維持するための基準や、使用済み核燃料プールの水位を確認する機器の設置などを満たし
た初めての施設だという。