福島・川俣町で出荷目指し田植え 避難区域の山木屋地区

(5/24 17:39 共同通信配信)
 
東京電力福島第1原発事故で避難指示解除準備区域に指定されている福島県川俣町山木屋の日向地区で24日、販売用の米の田植え
作業が始まり、町民らが作業に汗を流した。古川道郎町長と望月義夫環境相も作業に加わった。田植えが行われた水田は計約60
アール。除染が終わり、昨年度までに試験的な栽培が実施され、収穫された米から放射性物質は検出されなかった。

月氏は慣れない手つきで田植えを体験。取材に「福島の米が安心でおいしいということをPRしたい」と述べた。  約3トンの
収穫が見込まれ、10月ごろに収穫した後、放射性物質検査をして条件を満たせば、出荷できる。