「脱原発都市」を宣言 福島県南相馬市

(03/25 19:45 時事通信配信)

東京電力福島第1原発事故で一部が避難指示区域に指定されている福島県南相馬市は25日、3月定例議会で「脱原発都市宣言」を
表明した。市によると、全国でも珍しい都市宣言という。

宣言は、(1)6万人を超える市民が避難を余儀なくされた(2)家族、地域、まちがバラバラにされ、多くの人が放射線への不安を抱
いている―と指摘。その上で「原子力災害を二度と起こしてはならない。原子力エネルギーに依存しないまちづくりを進める。
世界に向けて脱原発のまちづくりを宣言する」としている。