2号機プール、冷却停止 福島第1、原因調査中 東電

(11/27 18:24 時事通信配信)

東京電力は27日、福島第1原発2号機の使用済み燃料プールの冷却が停止したと発表した。原因は調査中だが、制限値である65度に
到達するまでに13日余りの時間的余裕があると説明している。

東電によると、27日午後4時45分ごろ、2号機使用済み燃料プールの冷却に使われるポンプが自動停止した。当時のプール水温は
16.7度で冷却が停止した状態では毎時0.146度上昇するという。

プールには使用済み燃料が587体、未使用燃料が28体保管されている。冷却の復旧の見通しは立っていないが、これまでのところ
放射線量の値などに大きな変動は確認されていない。