敦賀活断層、評価書作成へ 規制委

(06/21 18:47 時事通信配信)

日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)直下に活断層があると認定した原子力規制委員会の専門家調査団は21日、見直しの
必要があるか議論する会合を開いた。座長役の島崎邦彦委員長代理は「次回、評価書の修正等について議論する」と述べ、
活断層に関する評価書案の再作成に入る考えを示した。

これまでの議論で、調査団のメンバーは活断層を否定する原電の主張に対し、疑問点を指摘したり否定的見解を投げ掛けたり
している。21日の会合終了後、記者会見した原電の星野知彦開発計画室長は、活断層を認定した評価書について「ほとんど書
き換わると思っている。変わらないならロジカル(論理的)でない」などと述べた。