チェルノブイリ原発事故28年 情勢緊迫の中、各地で追悼


(4/26 21:58 共同通信配信)

キエフ】史上最悪の原発事故となった旧ソ連ウクライナ北部のチェルノブイリ原発事故は26日、発生から28年
を迎えた。ロシアとの対立でウクライナ情勢が緊迫する中、放射性物質で激しく汚染された両国やベラルーシ
各地で人々が犠牲者を悼んだ。インタファクス通信によると、トゥルチノフ大統領代行は国内外向けに発表した
メッセージで、事故後に消火活動に当たって命を落とした作業員らに感謝と哀悼の意を表明。国際的な支援にも
謝意を示した。事故後に強制移住させられた人々が多く住む首都キエフ西部の教会前に建てられた記念碑には、住民らが花を供え、鎮魂の祈りをささげた。