川内村で長期宿泊開始 田村市に続き2例目 福島

(04/26 10:15 時事通信配信)

東京電力福島第1原発から20キロ圏内の福島県川内村東部で26日、住民帰還準備のための長期宿泊が始まった。
1日に避難指示が解除された田村市都路地区に続き2例目。最長で3カ月間続けて地区内にとどまり、自宅の掃
除や農地の手入れなどができる。

長期宿泊を認められたのは、住民の立ち入りが可能な避難指示解除準備区域(年間被曝線量20ミリシーベルト
以下)に指定されている同村東部地域の一部。134世帯276人の避難住民のうち、24日までに18世帯40人が宿泊を届け出た。1カ月ごとに更新手続きが必要で、親類や知人も届け出れば宿泊できる。
希望者には線量計も貸し出す。