「お目付け役」を派遣 もんじゅ改革で文科省

(3/28 11:41 時事通信配信)

下村博文文部科学相は28日の閣議後記者会見で、多数の機器の点検漏れなどが発覚した日本
原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ」(福井県敦賀市)の改革を監視する「もんじゅ
改革監」を設置し、現地に常駐させる方針を明らかにした。
 
4月1日付で、旧原子力安全委員会の総務課長などを務め原子力規制行政の経験が長い加藤孝
男・理化学研究所横浜事業所長(55)を任命する。
 
下村文科相は「もんじゅの改革を原子力機構任せにせず、国が前面に立って改革の実現と定
着に万全を期す」と述べた。