地震、津波の審査ほぼ終了 「優先」の川内原発 規制委

(03/27 12:13 時事通信配信)

原発再稼働の前提となる安全審査で、原子力規制委員会は27日、優先的に審査を進めること
が決まった九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県)の耐震設計や耐津波設計の基本方針を大
筋で了承した。

同日の審査会合で、担当の更田豊志委員は「耐震、対津波設計はひと通りの聴取を終えた。
今後は強度計算書などを地道に見ていく」と述べ、審査のうち地震津波に関する部分は書
面確認を中心に進める方針を示した。