福島第1、燃料輸送クレーン停止 4号機、原因を調査

(3/26 14:08 共同通信配信)

東京電力は26日、福島第1原発4号機の原子炉建屋にある使用済み核燃料プールで、燃料の取り出し作業
に使用するクレーンが停止するトラブルがあったと発表した。原因を調べている。放射線量の上昇など
は確認されていない

東電によると、午前9時半ごろ、燃料輸送容器(キャスク)を運ぶ天井クレーンの故障ランプが点灯し、
動かなくなった。使用済み燃料を入れた輸送容器をプールからつり上げる作業に向け準備中だったという。
4号機では昨年11月からプールに保管している燃料を共用プールに移送している。3月24日現在、燃料528体
の移送を終え、プールには1005体が入っている。