科学的、技術的意見を募集 原発審査で規制委

(3/26 12:18 共同通信配信)

原子力規制委員会は26日の定例会合で、原発再稼働の条件となる審査の最終段階で、国民から
科学的、技術的な意見を30日間募集することを決めた。原発の立地自治体から同様の意見を聴
公聴会は、具体的な開催要請があれば検討するとした。

規制委は13日に九州電力川内1、2号機(鹿児島県)を優先して審査する方針を決定しており、
近く最終段階となる「審査書案」の作成に入る見通し。田中俊一委員長は、原発が立地する
道県の知事会などからの要望を受け「審査終了後には(公聴会とは別に)地元への説明会を
開く。地元と相談しながら丁寧に進めたい」と述べた。