規制委、志賀原発で2日目調査 海岸や敷地外断層も

(2/23 10:46 共同通信配信)

原子力規制委員会有識者調査団は23日午前、北陸電力志賀原発(石川県)で
2日目の断層調査を始めた。この日は、敷地内断層との関連が問われている敷地
外の断層などを調べた。 調査団はまず、原発西側の海岸で、断層に似た複数の
段差を調べた。北陸電は、海岸の段差と原発建設前に1号機直下を通るS―1断層
の試掘溝で確認された段差が、海の浸食でできたと主張。調査団は、海岸部の
段差の形状などを慎重に確認した。その後、原発の東約1キロ強で南北に延びる
福浦断層を調査。試掘溝で、地層の状況などを調べた。