20ミリシーベルト上回る 帰還困難区域の試験除染 環境省

(12/26 21:12 時事通信配信)

環境省は26日、東京電力福島第1原発事故に伴う帰宅困難区域(年間放射線量50ミリ
シーベルト超)で試験的に実施した除染の効果について中間報告を発表した。住宅地
や道路といった生活圏の線量は、除染前よりも40〜60%程度低減したが、帰還の目安と
なる年間20ミリシーベルトは上回った。
 
中間報告では、福島県の4地区で実施した除染結果が公表されたが、多くの地点で住民
が帰還できるレベルまで下がらなかった。