小瓶入り硝酸ウラン飛散か 放射線量に影響なし 滋賀

(10/26 22:31 時事通信配信)

26日午後5時10分ごろ、滋賀県長浜市内保町の林で、「硝酸ウランの入った小瓶を
埋めたら、飛散して浴びてしまった」と薬剤師の男性(55)から110番があった。
男性は病院に搬送されたが、けがはないとみられる。県警長浜署などが小瓶の中身
や詳しい経緯を調べている。

硝酸ウランは放射性物質だが、現場付近の放射線量は毎時0.08マイクロシーベルト
で、自然界と同程度だった。同市は行政防災無線で、近隣の771世帯に外出を控える
よう呼び掛けた。