3号機湯気、漏れた窒素も原因か 福島第1原発で東電

(7/26 13時38分 共同通信配信)

東京電力は26日、福島第1原発3号機の原子炉建屋5階部分で出ている湯気のようなものに
ついて、水素爆発を防ぐために原子炉格納容器内に封入している窒素ガスなどがふたから
漏れ出し、外気と触れることで湯気となっている可能性があるとの見方を示した。

これまで「雨水が床の隙間から入り込み、格納容器のふたで温められて湯気になった」との
見方を示していた。漏れ出している気体には水蒸気が含まれており、湯気の発生に影響して
いる可能性があると判断した。

東電によると26日午前7時半現在も湯気が確認され、24日午前から出続けているとみられる。
周辺の空間線量に目立った変化はない。