「島根原発事故」想定し防災訓練 30キロ圏住民が避難


(1/26 12時45分 共同通信配信)

島根、鳥取両県は26日、中国電力島根原発2号機(松江市)で事故が起きたことを想定し、原発から30キロ圏内の
周辺6市と合同で、住民が実際に避難するなどの防災訓練を実施した。両県が策定した避難計画の実効性や課題を
調べるのが狙い。

島根原発は全国で唯一、県庁所在地に立地し、30キロ圏内となる島根県の松江、出雲、安来、雲南鳥取県の米子、
境港の6市には計約46万人が居住。島根県は昨年11月、岡山や広島など県外にも避難する大規模な避難計画を全国で
初めてまとめた。住民避難では、島根県側で約550人が、鳥取県側でも約230人が計画に基づいて移動。