東通原発、敷地内に活断層と結論 規制委、東北電を一蹴

(12/26 17時55分 共同通信配信)

東北電力東通原発青森県)の敷地内断層を調べた原子力規制委員会の現地調査団は26日、2回目
の評価会合を開き、東北電は「活断層ではない」とあらためて主張した。

団長役の島崎邦彦委員長代理は終了後「東北電力の説明は活断層を否定できるものではなかった」
と述べ、敷地内に活断層があると結論づけた。島崎氏は東北電に対し「活断層があるとの立場で
調査して、どのような影響があるかを算出してもらう方向に進むのが望ましい」と述べた。東通
原発は詳細な調査を迫られ、停止中の1号機の再稼働は当面困難となる見通し。停止期間も長期化
する公算が大きい。